今回は、前回の続きで、本ゲームエンジンの特徴の一つ「初心者に優しい仕様」について説明したいと思います。

前回も述べた通り、このゲームエンジンを作っているのは「多くの人にゲーム作りに参加してほしい」からです。

しかし、多くの人はゲームを作ったことなんて無いと思うので、そう簡単に参加してもらえるとは思っていません。
自分も昔は、「ゲームを作るなんて無理」と思っていました。

そのようなゲーム制作未経験者をいかにして参加させるか、そのためにはまず「入門しやすさ」が大切だと思っています。

具体的には、「ゲーム制作初心者でも扱いやすい制作環境」「複雑、面倒な作業の自動化」を重視した設計をしたいと考えています。

例えば、モデリング系ではよく使われるパターンのモデルを予め用意しておき、それを少し調整するだけで良いような仕組みを作りたいです。

プログラム系だと、共通処理を細かくライブラリ化して使い回しできるようにして、一から実装をできるだけ少なくする仕組みを作るほか、プログラミングで広く使われているプログラム言語のように、テキストで記述するのではなく、グラフィカルな開発環境を用意したいと思っています。

ちなみにですが、初心者に特化したゲームエンジンを作りたいわけではありません。
ゲーム作りの上級者でも満足できるゲームエンジンにしたいとも思っています。

しかし、「初心者に優しい仕様」と「上級者が満足できる仕様」はトレードオフの関係にあります。
そこをどのように解決するかは、制作環境の設計にかかっていると思っています。

次回は、上級者を満足させるための仕様「自由度の高さ」について説明したいと思います。
今回も閲覧ありがとうございました。